| 2026年の活動報告 |
| 第56回日本人工関節学会にて発表して参りました |
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日時:2026年2月27-28日 報告者:石井義則(医局) |
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令和8年2月27日・28日の2日間、大阪国際会議場で開催された「第56回日本人工関節学会」に参加し、研究発表を行って参りました。 |
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【研究発表:医療経済と個別化医療への視点】 今回の発表では、**「初回手術時出血量は2脚目TKA(人工膝関節置換術)での量を予測する指標となりうるか?:トラネキサム酸投与が個別化医療に与える示唆」**というテーマで検討を行いました。
具体的には、 1. 初回の出血量が、2回目(対側)の手術時の指標になり得るか 2. 安価で普及している「トラネキサム酸」の静脈投与が出血軽減にどこまで有効か という2点に焦点を当てました。 会場では高価な薬剤や資材に関する発表も多く見られましたが、当院では増大する社会保障費(医療費)の抑制という観点から、**「高い費用対効果(コストパフォーマンス)で、いかに質の高い医療を提供できるか」**を重視しております。質疑応答でも、この点について踏み込んだ議論を交わすことができ、非常に有意義な時間となりました。 |
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【最新知見の吸収と、次世代への刺激】 学会は最新の情報をアップデートする貴重な場でもあります。京都大学の松田教授による最新のアライメント評価や、大阪公立大学の上山先生による臨床成績のご講演など、多くの知見を得ることができました。 また、当院で尽力してくれている先生方や、大阪大学の諸先生方との情報交換も行いました。特に、5月にプラハで開催される国際学会でアワードを受賞された野仲先生の研究については、大いに刺激を受けました。 |
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松田先生(京都大学) |
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| 上山先生(大阪公立大学) |
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| 先生方との懇親会 |
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長年この学会に参加し続け、私自身もベテランの域に達したことを実感する2日間でもありました。これまでの経験を次世代へどう繋いでいくか、自身の役割を改めて見つめ直す機会となりました。今後も、最善の医療を患者さんへ提供できるよう、日々精進して参ります。 |